コラム

2025/07/03
自律神経失調症
自律神経ががんばりすぎているとき、からだで起こること
なんとなく、力が抜けない。
休んでいるはずなのに、休まらない。
夜、寝ようとしても頭の中がずっと動いていて、
朝になっても疲れが抜けていない──。
「私、ちゃんと休めてないのかもしれない」
そう感じている方へ。
それは、自律神経が“がんばり続けている”状態かもしれません。
自律神経ががんばり続けていると、体はどうなる?
本来、自律神経は「緊張」と「リラックス」をバランスよく切り替えながら、私たちの体を支えてくれています。
でも、プレッシャーや責任感、無意識の緊張が続くと、
交感神経(=戦うモード)ばかりが働き続ける状態になります。
すると、こんな変化が現れてきます。
・呼吸が浅くなる
・胃腸の調子が乱れる
・寝ても疲れがとれない
・常に「焦り」や「不安」が背景にある
自分では頑張っているつもりでも、体のほうがついていけなくなってしまうんですね。
がんばり屋さんほど、切り替えが下手になっている?
まじめで、責任感が強くて、つい人のことを優先してしまう。
そんな方ほど、自律神経がオーバーヒートしやすい傾向があります。
しかも厄介なのは、
「自分では気づかないまま、ずっと“頑張りモード”が続いている」こと。
理屈では「大丈夫」と思っていても、
体のほうが限界に近づいていることがあるのです。

では、どうすれば「休める」ようになるのか?
ポイントは、“頭で理解する”よりも、“体で実感する”こと。
たとえば施術のあと、こんな変化を口にされる方が多くいます。
「呼吸が深くなって、胸が広がった気がします」
「お腹がグルグル動き出して、びっくりしました」
「こんなにぼーっとできたの、久しぶりです」
これは、副交感神経がちゃんと働き出したサイン。
“切り替え”ができる状態に、体が戻りつつある証拠なんです。
いなだ治療院では、体から整えるアプローチを行っています
いなだ治療院では、
・背骨や内臓の動きに着目した整体
・呼吸や姿勢の調整
・自律神経のリズムを回復させる施術
など、体の内側から自律神経を整えるアプローチを行っています。
特に、「緊張が抜けない」「ちゃんと休めてない気がする」と感じている方に、
“静けさ”を思い出してもらうきっかけになればと考えています。
あなたのからだが、「そろそろ休みたい」と言っているかもしれません
「疲れが抜けない」「気が張っている」──
それは、体が出しているSOSのサインかもしれません。
どうか、自分のからだの声に、少しだけ耳を傾けてみてください。
あなたの自律神経が、本来のリズムを取り戻せるよう、
からだから整えるサポートをしています。