コラム

2025/06/30
ストレス
「頭が休まらない」「気持ちが晴れない」──そんなあなたに届けたい、脳を休めるヒント
夜、布団に入ってもずっと頭の中が動き続けている。
朝起きても、疲れが抜けた感じがしない。
休日にゆっくり過ごしたつもりでも、なぜかイライラしたり、どこか気持ちが沈んでいたり。
「もしかして、私の脳、ずっと働きっぱなしなんじゃないか?」
そんなふうに感じている方へ。

「脳ストレス」という見えない疲労
いなだ治療院にも、こうした“原因のはっきりしない不調”を抱えて来られる方が多くいらっしゃいます。
検査では異常なし。でも、つらい。
その背景にあるのが、現代ならではの「脳ストレス」です。
スマホで常に情報が流れ込む今の暮らしでは、
脳が本来持っている“余白”や“静けさ”が奪われがちです。
思考を止められない。
感情の整理がつかない。
集中できない、疲れが抜けない──。
それは、脳が「もう少し休ませてくれ」と訴えているサインなのかもしれません。
いなだ治療院が考える「脳が疲れる」本当の理由
単に「考えすぎ」や「ストレスのせい」では済まされないのが脳ストレスの厄介なところです。
私たちの脳は、身体の不調や内臓疲労、姿勢の崩れといった“からだからの情報”にも大きく影響を受けています。
たとえば、内臓の動きが鈍ると、脳への血流が落ちて「ぼーっとする」「頭が働かない」といった状態に。
あるいは、背中が丸まり呼吸が浅くなると、脳に十分な酸素が届かなくなります。
つまり、“脳の疲れ”は、からだの疲れと密接に結びついているのです。
治療の現場で見えてくること
いなだ治療院では、
・脳と内臓の循環をよくする整体
・呼吸の深さを取り戻す調整
・自律神経の切り替えを助ける施術
など、からだから脳をゆるめるアプローチを行っています。
特に、背骨まわりの硬さや、みぞおちの緊張、首のこり──
こうした箇所にアプローチすることで、施術後には「頭がスッキリした」「視界が明るくなった」と驚かれる方も多いのです。
また、治療中に深い眠りに落ちる方も多く、
「こんなに頭の中が静かになったのは久しぶりです」とおっしゃることも。
脳に静けさを取り戻すことは、生きる力を取り戻すこと
忙しさに追われる日常の中で、
「何もしていないのに疲れる」
「休んでも休まらない」
そう感じたら、それはからだや脳からの大切なメッセージです。
私たちは誰もが、元々“自分を回復させる力”を持っています。
でも、がんばりすぎて、それを発揮できなくなっている人が多いだけ。
少しずつ、自分のからだの声に耳を傾けてあげてください。
そして「脳を休めること」も、からだのケアのひとつとして大切にしてみてください。
もし今、あなたの中で「ずっと疲れてる」「ちゃんと休めていない」と感じているなら、
一度、からだ全体から整えるという視点で、ケアを受けてみませんか。
あなたの“静けさ”が、取り戻されますように。