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2017/09/27
コラム
今日からできる!アンチエイジングのヒント
今日からできる老化予防の話
若い頃にできた動きが、からだが硬くなってできなくなった。
鏡を見るたび、しみ・しわ・白髪が気になるようになった。
ひと口に老化現象といわれますが、老いを感じるのは自分が一番よくわかるものですね。
かく言う私も、50才の境いを越えてますので、自分の健康については人一倍気にしています。
今日は、そんなアンチエイジングにからんだお話をさせていただきましょう。
サーチュインという言葉をご存知ですか?
最近はテレビなどでも耳にしますが、長寿遺伝子のことをいうんですね。
以前こちらのコラムでサーチュイン遺伝子とアンチエイジングについてのことを書きました。
生活習慣に中でも、食事の量を減らすことが長寿につながるというお話でした。
もうひとつ遺伝子の活性化に影響するものがある
それは、なにかというと【運動】です。
なーんだと思いましたか?
少し専門的になりますが、実は【運動】するとミトコンドリアを活性化する遺伝子がONになるのがわかっています。
ミトコンドリアとは、細胞の中にあるエネルギー産生工場のことです。
エネルギーの産生が向上すると、代謝があがり、結果的に疲労や肥満、そして老化防止にもつながるのだそうです。
どんな運動がいいのでしょうか?
有酸素運動を、少し息があがる程度に行うのがいいんですよ。
目安は1日20分程度の運動で充分です。
おすすめは、『歩くこと』です。
走るよりも歩くことのほうが、健康という面からか優れているのです。
早足レベルの運動強度であれば、一般人の健康のための有酸素運動としては十分効果があるとされています。
毎日の生活の中で、歩く時間を増やすように意識してみてください。
エスカレーターよりは階段をできるだけ使って「登る」という動作を進んでやってみてください。
平坦な道だとすり足でも歩けてしまうので、健康・長寿のためなら少し上り坂の道を選んで歩くことがいいです。
登るという動作がポイントです
【登る】という動作は、脚の後ろ側の筋肉を使います。
ほとんどの人は、脚の前側が優位で、筋肉の後ろ側をあまり使えていません。
しっかりと後ろ脚で蹴って歩けることが大切なのです。
そして【登る】という動作をすることで、脚の前後の筋肉のバランスを整えることにもなるんです。
それからもうひとつ大切なポイントはがんばりすぎない事ですよ!
3日ぼうずで終わるより、日々の空き時間を上手に利用して、楽しみながら習慣化していってくださいね。
≪今日のまとめ≫
●食事はバランスのよい献立を少なめの量をいただく。
●20分のやや速足での歩行と登る運動を習慣化する。