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2017/01/20
肩こり
【セルフケア】この座り方のポイントを意識すると腰痛・肩こりの改善につながります
よい姿勢で座るほうが楽で心地いいをめざそう
仕事場やご家庭でいすに座って何かをする時間が多い方は、いつもしている座り方を意識したことがあるでしょうか?
座っている時間にとる姿勢が、楽に正しく今よりも少しでも良くなれば健康にもいい影響がでます。
特に、腰や首・肩にかかる負担が軽くなり、消化吸収などの内臓のはたらきがよくなり、頭もさえて仕事の効率もあがるようになるでしょう。
座り姿勢をよくすることの目標は、だらけた姿勢で座るよりも楽で心地よいと感じられるようになることです。
座った時の骨盤の正しい位置の見つけ方
【左写真】
座面が硬めの、できれば高さの調整できる椅子に腰かけます。
横から見た時に、上半身と太もものラインがほぼ直角になり、膝の曲がり方もほぼ直角になるようにします。
【中写真】
ここから猫背になるよう、上半身を横から見るとCの形になるように背中を丸めます。(この時は骨盤が後ろに倒れた状態)
【右写真】
次に、背骨から頭全体を反らして逆Cの形になるよう動かします。(この時骨盤は前に倒れた状態)
何度かくりかえして、ちょうど坐骨の真ん中の位置を見つけて、そこで深呼吸をしましょう。
ここがポイント!
背中を丸める時は、頭を少し下向きに、背中を反らせるときは少し上向きになりますが、首だけを動かすのではなく骨盤からの連動で動くのを意識してください。
ゆっくりと大きく両方の動きをすると、椅子に接している坐骨にかかる重みの位置が変わるのに気づくと思います。
ここが座った時の骨盤のニュートラルな位置で、この骨盤の位置を自分で見つけ、感じられることが大切です。
骨盤をニュートラルな位置に置いた時の感覚に気づきましょう
骨盤の位置をニュートラルな位置に置いた時、腰やお腹、首・肩の状態はいつもと比べてどうでしょうか?
楽な感じがする方もいれば、結構しんどいと感じる方もいるかと思います。
楽に感じる方は、その感じを維持できるように骨盤まわりのセルフケアエクササイズをやるといいでしょう。
もし、この座り姿勢がしんどいと感じる方は、いまの身体の状態がよい姿勢で座るためのコンディションにないといえます。
そういう方には、まずはプロの施術を受けてコンディションを整えることをおすすめします。