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2016/08/31
コラム
妊娠中の腰痛にも整体で改善できるのはなぜ?
妊娠7ヵ月の30才の妊婦さんが腰痛のため来院されました。
約3ヵ月前から左の腰に違和感が出はじめ、なんとかやり過ごしていたそうですが、いよいよ起き上がる動作が痛くてちゃんと治療をうけないとまずいな思われたのだそうです。
妊娠中の産前向けの整体なので安心して受けられます
この妊婦さんは、妊娠前はたまにマッサージを受けたりしていたそうですが、本格的な治療を受けるのは初めてなので、妊婦さんの治療に詳しいところをネットで探して来院されました。
鍼治療は受けたくないというご希望なので、整体のみで施術をすいることにしました。
当院の整体は、体のもっている自然治癒力を最大限に引き出す目的で手技を施します。
施術自体は非常にソフトなので、妊娠中の妊婦さんやお腹の赤ちゃんにも余計な負担はかかりません。
腰痛以外にもいろいろな不定愁訴に対応できます
この方はもともと妊娠しにくい体質だったそうで、医者からは甲状腺機能低下症という病名をつけられていました。
それでも、2年前に第一子を無事出産することができたそうです。
ところが、1人目の赤ちゃんを産んでから骨盤がぐらぐらしている感じがして、その頃から腰痛を感じ始めたのだそうです。
それ以外にも、便秘や手足の冷え性、アレルギーや疲れが取れにくかったり、イライラしやすかったりといった自律神経症状もありました。
この方は、腰痛が主要な訴えだったのですが、健康状態を良くするという観点から、体の中のバランス特に内臓の働きを良くすることを中心に治療しました。
骨盤が若干ゆるい状態だったので、骨盤を締めると同時に子宮の位置を調整して血液がしっかりと巡るようにしました。
2回目に来られた時には、便秘せなかなか出なかったお通じがあったことと、左に向いて寝るのがしんどかったのに楽に寝れるようになったそうです。
整体の目的は自然治癒力が発揮できるようにすることです
お母さんの体の状態が良くなれば、お腹の赤ちゃんの健康状態も良くなります。
だから、妊娠中でも、体に負担のかからない整体を受けることは母子ともに健康を増進させることができるので受けた方がいいんです。
腰痛の症状はずいぶん軽くなったようで、今度は子育て中のストレスからくる肩こりの改善のために施術を継続しています。
赤ちゃんの健康状態は、とりもなおさずお母さんが健康状態に影響されます。
元気な赤ちゃんを産み育てるためにも、お母さんが健康であることが一番大切ですよ。