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2016/02/29
コラム
【セルフケア】正しい立ち方のポイント
まず自分の立ち方を意識してみましょう
今日は正しい立ち方のポイントについてお教えしましょう。
「今さら立ち方なんて教わる必要ないでしょ!」
もしもそう思われたなら、一度ご自分の立ち方をチェックしてみてはいかがでしょうか?
そもそも、自分がどのような姿で立っているかを意識したことはありますか。
ウインドウに映るご自分のファッションには意識が向いても、どんな立ち方をしているかにはなかなか意識が向かないものです。
しかも意識を向ける対象はウインドウや鏡に映る外観の印象だけではありません。
自分自身の内側の感覚に意識を向けることの方がもっと大切です。
正しい立ち方の4つのポイント
立ち方のポイントは、いつもいなだ治療院の治療からセルフケアの流れの中で指導しているものです。
足うらに三角形の支える基盤を意識します
前後・左右に重心を移動させて足うらにかかる荷重の中心を感じます。
大腿骨頭の上で骨盤(上半身)が休んでいると感じます
太ももの骨が骨盤につながる部位を大腿骨頭といいます。
この時、膝はわずかに曲がっています。
そけい部のところにしわが寄るのが正しいので、膝はピンと伸ばし切らないように。
肩がぶらさがっているのを感じます
息を吸って、両肩を前から後ろに持ち上げて、手のひらを前に向けます。
そこから息を吐きながら脱力しましょう。
頭の位置は背骨の上でバランスをとっています
頭がい骨が振り子のように振れて、バランスがとれて止まるところです。
立ち方が正しく出来ているかどうかの指標
どうでしょうか?
うまく立てていますか。
意識して立つということは案外むずかしいと感じるかもしれませんね。
でも大丈夫です。
すぐに慣れますから。^^
床、つまり大地にしっかりと根をはって立っている感覚が感じられると非常に心地いいものです。
また横から少々押されてもぐらつかなくなります。
肚(はら)が定まるので昔から武道や芸事では立ち方をとても重要な所作ととらえてきたわけですね。
ぜひ今日から試してみてくださいね!
普段のメンテナンスこそ最大の予防になる
いなだ治療院では、症状がなくなってもメンテナンスに月1回来られる方も多くいらっしゃいます。
症状とは身体の状態が落ちてくるから現れてくるわけで、「普段のメンテナンスこそが最大の予防になる」、このことをよく理解していただいているからです。
今回の立ち方を含め、当院では自分でできるセルフケアのしかたをできるまで何度もご指導させていただいています。