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アイコン2015/12/07

アイコン腰痛

くしゃみで激痛の腰痛が楽になったケース

腰痛をだましだましやり過ごして激痛に

40代後半の女性の方の症例です。

くしゃみをすると腰にひびいて激しく痛む。

靴下をはくときは痛くて曲げられない。

ぎっくり腰のような急性の腰痛ではよく見かける症状です。

この方は、一年前から腰に違和感を感じ始めていましたが、なんとかだましだましやり過ごしてきました。

さすがになかなか改善しないのが心配になり、一度総合病院を受診してMRIを撮ってもらったそうです。

お医者さんの診断は、「特に骨に異常はないけど、強いていえば軽いヘルニアがあるのかも知れない。」

と、なんともはっきりしない言い方だったそうです。

とりあえずシップをもらって帰りましたが、どうにかしないといけないと思いネットで「腰痛」で検索して当院へ来られました。

腰をかがめるのが辛い

初診で来られた時は、腰をかがめるのが辛そうで、いすに座るのも痛いとおっしゃいます。

これでは配達の仕事もできないので、「もうパートの仕事もやめたい」とのこと。

精神的にも相当参られているご様子でした。

とにかく、今の痛みの症状を改善しないと、仕事にならないので、まず痛み緩和を目標に治療を開始しました。

この方の場合、おしりと腰の両方に痛みの引き金となるトリガーポイントがあって、これが痛みの大きな原因となっていました。

それに加え、股関節と仙腸関節という骨盤周囲の動きがすごく硬くなっていルノも気になりました。

まずは痛みの緩和を目標にする

整体で体のバランスを整え、トリガーポイントへは鍼治療を施術して、最初の2週間で4回施術を続けて行いうことで痛みの程度は半分以下になりました。

その後は1週間に1回のペースで施術を続け、その間仕事の作業で痛みがぶり返すこともありましたが、ずいぶん楽になっていきました。

8回目の施術の後は、すごく調子がよくなり、普通に立ったりしゃがんだりしても痛くなく動けるとのこと。

当初の痛みの指標を10だとすると、2くらいまで改善したそうです。

今ではくしゃみをしても痛くなくなったし、くしゃみが怖くなくなったと喜んでおられています。

「そんなに楽になったのなら、もっと早く行けば良かったのに。」とご主人から言われ、うれしそうでした。

ほんとうに大切なのは普段の体の使い方です

この方には、整体と鍼治療に加えて、体の使い方も毎回指導させていただきました。

しっかりと理解し実践していただいていたのも早く症状が良くなった秘訣ですね。

間違った体の使い方や無意識でやっている癖の動きが、症状を引き起こしていることが多いのです。

ですから、痛みの治療には、正しい体の使い方をセットで覚えていただくと治りが早いです。

そうすると、これからの腰痛予防につながり、自分でケアするという習慣もできたりします。

当院では、慢性腰痛の患者さんには、自分でセルフケアできるようになっていただけるように責任を持ってサポートさせていただいています。

 

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