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アイコン2015/05/22

アイコン腰痛

【症例】姿勢からくる長年の腰痛から解放されたケース

20年前からの重く張りついたような腰の痛みに悩まされていました

20年前からずっと腰の痛みの症状でお悩みの40代の女性患者さんが来院されました。

この女性は、高校時代に体操競技をされていて、練習中に腰を痛め、しばらくは運動が全くできないくらいだったそうです。

その後、20代前半までは問題なく過ごせていたそうですが、20代後半からはいつも腰に痛みを感じるようになって今日まできたそうです。

今日までにいろいろ治療には通われていて、整形外科のお医者さんからは「腰椎の3番目と4番目が狭くなっています。」といわれ、けん引やシップなどの治療を続けていましたが、なかなか腰の重く張りついた感覚が取れなかったのがお悩みでした。

腰につねに何かが張り付いている感じは姿勢と関係していた

病院だけでなく骨盤調整をしてくれる整体院へも何度か通院されたそうですが、やはり症状は変わらなかったようです。

当院に来られた時に、この女性の姿勢を検査をしたところ腰の反りが強く、つねに腰からお尻にかけて何かが張りついている感じは、この反り腰の姿勢と関係していると思われました。

重く張りついた感覚がとれなかったのは、腰からお尻にかけての筋肉がカチカチに縮んでいて、腰にずっと負担がかかる状態だったことが大きく関係していました。

腰の反りが強くなり、緊張して負担がかかるようになったのには必ず理由があるものです

もちろん腰の反り具合は、持って生まれた遺伝的なこともありますが、後天的にクセをつけてしまったことが多いものです。

ただ、姿勢が悪くなったり、偏った動きしかできなくなる理由は、筋肉や骨・内臓などをつなげて身体を形作っている筋膜という組織にゆがみができてしまった結果であることがほとんどです。

このような筋膜のゆがみに対しては、筋膜をゆるめる治療法(筋膜リリース)が効果的です。

当院で行なっている筋膜をゆるめるのに効果的な治療はトリガーポイント治療といい、手や鍼などの道具を使って腰が反ってしまうに至った原因の箇所を見つけて施術をおこなっています。

トリガーポイント治療は筋膜のゆがみを回復させる効果が大きい

今回の女性のケースでは、筋膜のゆがみが身体の深いところで見つかったので、トリガーポイントをねらった鍼治療を行いました。

初回の治療後1週間たって来られた時の状態は、最初後ろに腰を反ると詰まった感じで不快だったのが、後ろに反れるようになっていました。

いつも感じていた腰の重さも、前回来られた時に比べたら半分くらいに症状が楽になっているとのことでした。

さらに1週間たって3回目に来られた時には、腰の重い張りついたような症状は8割くらいまで楽になってきたと報告いただきました。

長年の慢性的な症状ですが、徐々に良くなってきているのを実感されて「今までどこに行っても良くならなかったので、すごくうれしいです!」と喜んでいただけました。

現在は、再発予防と身体のメンテナンスのために月に1回のペースで定期的に来院していただいています。

いかがでしょう、この女性のケースにように、いなだ治療院では他ではなかなか良くならなかった腰の痛みに効果的な施術を行っています。

 

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