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2018/03/02
耳鳴り
耳鳴りは健康のバロメーターだと考えてみよう
耳鳴りがして困っている方は非常に多いですね。
耳鳴りというと、特定の人に生じた症状だと思われがちですが、私たちの頭の中では常に耳鳴りは起こっています。
つまり全くの無音状態ではないのです。
耳鳴りは、「音が気になって仕方がない」とか「日常生活に支障が出ている」といった状態になって初めて自覚するものです。
ただ、程度の差はありますが、本来は誰にでも起こっている生理現象なのです。
自覚するような耳鳴りが起こる3つの条件
耳鳴りが起こるのは、大きくは3つの条件があると考えられます。
- ストレス
- 睡眠不足
- 体の疲れ
耳鳴りの症状で、耳鼻科を受診されて原因がわかっても症状が改善されないケースがあります。
また、病院で色々と検査しても原因がわからないというケースも多いです。
このような場合、まずは上の3つの条件がないかをチェックしてみるといいですね。
3つのうちのひとつでもあれば、健康状態が低下し、自律神経の働きが弱っているのです。
自律神経が弱っていることは、本人は気づかないことが多いので、余計に頑張ってしまってさらに体の状態を悪化させてしまっているケースも多いです。
こんな場合に自律神経が乱れやすい
季節の変わり目は、体もまた大きく変化します。
環境の変化にうまく適応できないと、自律神経が過度の負担で乱れやすくなります。
また、結婚や出産、離婚、転勤、入学、引っ越し、死別など人生の局面で起こる様々な出来事もストレスとなって自律神経を乱す方がいます。
職場や学校での人間関係が原因でストレスを感じている方も多いです。
このような季節の変化、精神面や感情面が耳鳴りなどの体の症状の大きな原因となっていることは大きいと考えられます。
どのような対策をすればいいのでしょう?
まずは体の健康状態を上げること、自律神経の働きを正常に整えることが大切です。
体と心(精神・感情)は相互につながっていますから、体のバランスを整えることで、心のバランスを回復するきっかけになります。
次に生活習慣の見直しもしていきましょう。
運動することはぜひやってください。
おすすめは、1日30分程度のウォーキングです。
できればうっすらと汗をかく程度の運動ができるといいです。
汗とともに、体にうっ滞していたマイナスのエネルギーを放出すると気持ちも軽くなるものですよ。
どうにもならないと感じられるなら、自律神経を調整してもらえる整体を受けてみるのもおすすめです。
まとめ
- 耳鳴りは誰にでも起こっている生理現象です。
- 自覚できるような耳鳴りは自律神経の乱れが原因のことも多い。
- 自律神経の乱れは、環境の変化に体が適応できない時に起こる。
- 自律神経の調整には、自律神経専門の整体を受けることや適度な運動がおすすめ。
耳鳴りは完全になくならなくても「気にならなくなった」という方が多いですよ。
どうぞ参考にしてくださいね。